• テキストサイズ
前へ しおりをはさむ 次へ

もうそう大会 あおやまへん

第1章 ゆめおとあっといけぶくろ


僕は夢の中のように幸せなおとこだ、
池袋駅東口の喫茶店で君を待つ。
「おまたせ」と言ってチェックのコートの君が現れた。
また僕の知らないコーヒーを頼み、席に着く。

飲み干すと二人で水族館に向かった。
君は「イルカさん」と呼ぶのになぜ「イワシ」と呼ぶのか。
たずねると君は「わかんない」と困ったように笑った。

サボンの香り、歯についた赤いリップ。
ラズベリーの髪。
僕を見るカフェラテの虹彩に溶けそうだ。
前へ しおりをはさむ 次へ
/ 1ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp