第7章 大阪城攻防戦 ~逆心を宿すモノたち~
今回、本当にこの3振りはレベル1からのスタートだったのに、数日で皆に引けを取らないくらいほどまでに頑張ってくれた。
(・・・不満も吐かずに、本当に凄いと思う)
出来ることならこんな無理強いさせたくはなかったんだけど。
何度も大阪城を遠征して、四六時中神力を使って倒れかける寸前まで一期一振の気配を探った結果。一期一振たちは地下・・それもかなりの地中にいることが分かった。
こんのすけが大阪城の地下には隠されたもうひとつの大阪城があり、そこの捜索も敵部隊や残党思念が入り混じって無法地帯状態らしい。
「じゃあ、今回の部隊を言うから皆しっかり覚えるように」
第一部隊 隊長 加州清光
鯰尾藤四郎
鶴丸国永
小夜左文字
大和守安定
次郎太刀
第二部隊 隊長 燭台切光忠
堀川国広
山姥切国広
今剣
愛染国俊
岩融
「・・・以上。第二部隊は先陣をきって突入してもらい、第一部隊は後方からの敵と第二部隊の支援を。私も同行して細かな指示をだすけど、いざとなったときは審神者、隊長、個々の順で状況判断して欲しい」
こんのすけ「・・・・今回の任務は、非公式です。戦闘は極力控え、歴史にも時の政府にも気づかれないよう細心の注意を払ってください」
それでは皆さん、お気をつけて。
そうこんのすけが告げると、私は静かに微笑んだ。
「行ってきます」(ニッコリ)