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拾われました【歌い手】

第2章 浦島坂田船


志麻「おかえり~!…って!
黄色のワンピース!白のカーディガン!
黄色のパンプス!に…タイツやと?!」

帰ってきて早々そう言われる

志麻「ほとんどセンラ色やし何で生足やないん?!」

志麻「せっかくの綺麗な脚が!」

うらたぬき「離れろ」

坂田「おかえり!かわええな!」

秀華『可愛くないですが…ありがとうございます
…ただいまです』

センラ「秀華ちゃん服部屋に置いてきますね」

秀華『うん。ありがとうセンラさん』

坂田「!!!ずるい!ずるい!
もうそんなに仲良くなってるん?!
俺にも敬語無しで接してや!
あと呼び捨てで!!!」

秀華『わ、分かったよ坂田』

センラ「あ!センラも呼び捨てで!」

志麻「俺も!」

うらたぬき「俺はどっちでも…」

秀華『分かった坂田、センラ、志麻、うらたぬきさん』

うらたぬき「う、うらたぬき…さん…」

坂田「ほらほらうらさん正直に言わな!」

うらたぬき「俺も…呼び捨てで…」

照れたように笑ううらさん

可愛いな←

秀華『分かったようらさん』

うらたぬき「うらさん…か
まぁ…悪くない」

坂田「出た~!うらさんのツンデレ!!」

うらたぬき「煩いぞ坂田」

私もいつかこういう風に笑えて

皆の中に溶け込めるのかな



センラ「さ、料理しましょ~」

秀華『お~』

センラ「秀華ちゃんは何を食べたいですか~?」

秀華『お、オムライス』

センラ「いいですね~作りましょ!」



センラ「できました~」
秀華『できました~』

坂田「美味そうやな!!」

私とセンラが作ったオムライスを見て

皆はキラキラと目を輝かせる

人と一緒に作る料理は初めてで

とても楽しいと思った

センラ「秀華ちゃんの料理の腕が
予想以上でした」w

秀華『いやいやそんなことないよ』

坂田「まぁまぁはよ食べようや!」

おぉ子犬に見える

秀華『そうだね』

「「「「『いただきます』」」」」

私はオムライスを一口、口に運ぶ

美味しい

そして皆の表情を見てみると

笑顔だった

いいな。私もこんな風に笑いたい

秀華『皆さん顔にご飯付いてますよ』

「「「「あ」」」」
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