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【黒子のバスケ】キセキと私。

第17章 誠凛のエース


火神「・・・?」


木吉「オレと勝負してくんねぇ?スタメンかけて。」


火神「っは?」


先輩らも驚いている。
けど、木吉先輩は本気でやる気だ。




こうして二人の1on1がはじまった。


両者互角に戦っている。

木吉先輩にいたってはブランクがあるのに、あの火神君にくらいついている。


でも、この勝者は・・・・火神君。


私の予想通り、この1on1は火神君の勝ち。


木吉「・・・参った!オレの負けだ。スタメンは約束どおりお前だ。」


火神「・・・ウス。」


火神君はそのまま、先にあがるといって体育館から出て行った。


リコ「ってゆーか、なにあっさりスタメン譲ってるのよ!!」


木吉「あはは、すまんすまん。」


すごくマイペースというかなんというか・・・
って、さっきからすごく気になってることがあるので、言います。


『・・・あの、木吉先輩。くつ。』


木吉「んー?・・・あ。」


皆も木吉先輩の足元を見る。


日向「なっ!?お前ソレ上履きじゃねーかダァホ!!!」


・・・・・・・


「「えぇえーーー!!?」」


日向「ったく・・・わざと負けたんじゃねーだろーな。」


もしかして、なにか先輩に考えがあってわざと負けたのか!
そう思い真剣な顔で、木吉先輩を見る。


木吉「・・・いっけね!!」


日向「『素かいっ!!』」


日向先輩と私のこのハモった言葉は、体育館にこだまを残したのだった。




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