Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第21章 緋色の煩悩【赤井秀一】
蕩けに蕩けたソコが、俺の指を咥えて離そうとしない。
指を増やして、いい所を更に強く押し上げ。突起を吸ったまま舌で弄れば、の身体は反って震え出す。
「ああぁっ!あ、あぁ、あぁっ!も、だ、め、やっ、いく……い、っちゃう……あ、あっ、ああぁっ!!!」
ビクビク腰を跳ねさせ、が達する。
「……またイったのか」
「だ、って……は、ぁっ……しゅう、いちさんに、されると……すぐそう、なっちゃう……っ」
すぐに達してしまう、堪え性の無い身体……悶えて乱れる可愛い姿は何度でも見ていられるが……
の体力を考えると、今はこれくらいにしておくべきか。俺が存分に愉しむ前にコイツが力尽きてしまっては、元も子もない。
指を抜き、纏わり付いた蜜を自身の欲望に塗りこむように擦り付ける。もういつでも挿入出来る位、ソレは硬く張り詰めている。
不規則に収縮を繰り返す入り口にその先端をあてがい、更に蜜を絡めていく。熱い粘膜が吸い付いてくる。
「あ……まって、もう、ちょっと……」
「俺が待つと思うか?」
「……おも、わない……」
「よく分かっているじゃないか」
「あ、やっ……しゅ、いち、さん……っ」
グッと先端を押し込む。その日一番最初に挿入する瞬間、この狭い壁をこじ開ける感触が堪らなく気持ち良い。意図しない情けない声が、漏れそうになる……
「……っ、……」
「あ、ぁ……おっき、い……ぁ、ああぁ……す、ごい……あ、あぁ……」
無理に進まずとも収縮を繰り返す柔らかい壁にどんどん飲み込まれるように、自然と奥へと辿り着く。
ほんの僅かに腰を揺すりながら、の様子を伺うが……口は開きっ放し、呆然と何処かを見つめる瞳、手脚は四方に投げ出されたまま、殆ど動かない。
「なんだ、腰が抜けたか」
「んぁ……ぁ……な、んか、力、入んない……けど……」
「……けど?」
「……すっごく、いい……きもちいの……もっと……もっとして、ほし……」
の瞳がやっと俺を見上げてきたと思えば、その顔付きも声色もやたら色っぽくて……今度は逆に俺の力が抜けそうになる。
「ぁ……おっきく、なった……」
「……の所為だぞ」
奥へグッと押しあてれば、が身震いした。