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【ハイキュー】11月のアンクレット

第3章 惚れたら負け


近くで見るともっと美人なことに気付いて溜息が漏れそうになった。
ガッツリ化粧してる風でもないのに睫が長くて目はパッチリとしていて色白で頬に少し差した赤みが美少女を更に際立たせている。
お人形さんみたいでもあって、どこか色気的なものも醸し出ていて、何だか当てられる。
目視で165はありそうな長身にスレンダーにこの美脚。
天はこの人に何物を与えたのか。

「~で、なんだけど。~なの。で、見学だけでもどうかな?」

天に何物も与えられたクソ美人先輩は清水潔子さんというらしい。
なんでも男子バレーボール部のマネージャーで、わざわざ一年の中でまだどこにも入部していない生徒一人一人に声を掛けて勧誘しているらしい。
ご苦労様過ぎるけどなんでバレー?せめてバスケならなあ、プレイヤーとしては大したこと無かったけど一応経験者だし。
バレーなんてルールも知らないし興味もないし、完全に無いな、と思って申し訳ないけどお断りをした。

「..そっか。じゃあ仕方ないよね」

先輩は私に気を遣わせないようにか意外とあっさりと諦めてくれたみたいだ。
ペコッと一応礼をして、自分の席へと戻る。
もしもさっきの勧誘の人が男子バスケットのマネージャーさんだったら自分はどうしていただろうか、なんて首を傾げながら。
私はまた自分からバスケに関わろうとしていたのかな、と少し考え、やっぱり有り得ないと首を振り、勝手に少し心が重くなった。
ことバスケに関しては『でもでもだって』になってしまいがちな自分に本当にうんざりだ。
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