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満開桜

第14章 合宿Another story 皇天馬 甘裏


天馬『ほぉら、ちゃんとこっち向いて俺を見ろよ』
「天馬の意地悪…」
悔しそうに唇を噛み、潤んだ目で天馬に反抗する。
天馬『その顔、反抗してるつもりか?だったらやめとけよ。煽ってるようにしか見えないからな』
「天馬が優しくない…」
天馬『優しくしてほしいのか?だったら自分でお願いしろよ』
「天馬のドS、意地悪、いじめっ子」
天馬『ほぅ?めぐは優しくされたいんじゃなくてひどくされたいんだ、な!』
「ぁあん!や、急に入れ、はぁ、…ズルイ、ぁ、…ぁん…」
急に挿入されためぐはついていけず、呼吸が乱れ満足に抵抗も出来ず喘がされた。
天馬『はぁ、はぁ…ほら、言えよ…もっと欲しいって…』
耳元で囁かれ身体がさらに甘く疼く。
「天馬、手、離して…」
天馬『まだ言うのか?』
「天馬にギュッってしてほしい…もっとくっつきたい、ぁん…」
まだ抵抗するためと思いきや、自分ともっとくっつきたい。そんなことを言われると思っていなかった天馬は驚きと同時に言いようのない愛しさを感じた。
ギュッ
「あったかい、安心する…」
天馬『ならいいけどな。でもまだ終わってないからな、はぁ、…』
「ぁ、ん…あん…天馬、もうイキそう…」
天馬『なら一緒にな、はぁ、…はぁ、…ぁ、出る…くぁ…!』
叩きつけるように中に出され、熱さを感じめぐもほぼ同時に果てた。
「天馬ぁ、眠い…」
天馬『このまま寝ちまえよ。隣にいてやるから』
「うん…じゃあ、手繋いで…」
天馬『はいはい、ワガママなお姫様だな』
「…スゥー…スゥー」
天馬『お前は笑ってるのが一番だよ。だから辛かったら無理に笑うな。ちゃんと泣け。俺がいるだろ。』
めぐの前髪を上げながらそう呟き、おでこにキスをして自分もめぐの隣で眠った。
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