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満開桜

第14章 合宿Another story 皇天馬 甘裏


一成『テンテンー☆』
天馬『一成か、なんだよ?』
一成『テンテン、スミーと同室だったよね?部屋をチェンジして欲しいなぁって!』
天馬『何でだ?』
一成『今日スミーとみんなに内緒でさんかく探しに行くんだ☆でも俺、今日めぐと同室だから夜に女の子1人は心配じゃん?だからテンテンと部屋をチェンジしてもらえば一発解決☆』
天馬『でもめぐが急に俺が行ったら困るだろ!』
一成『めぐにはもう許可申請済みだよん♪ってなわけで、よろり〜ん♪』
天馬『ちょ、おい!』
そう言うと一成は行ってしまった。天馬は動揺した。確かにめぐと2人にはなりたかった。星を見に行く約束もした。だが卓球勝負で負けたことで同室になれずそれは叶わないと諦めていた。正直嬉しいが出発の前日に自分がしたことを思い出したのだ。
もし2人になってあんなことをまたしてしまったら。いや、あれだけでは済まないかもしれない。色々考えを巡らせ百面相状態になっていた。
それを覗き見していた夏組メンバー。
幸『ホント、ポンコツだね』
一成『テンテンの百面相マジウケ!パシャりたかったぁ』
椋『天馬くん、赤くなったり青くなったり大丈夫かな?』
三角『天馬、色んな表情でおもしろ〜い♪』
九門『人間ってあんなに表情コロコロ変えられるんだな、やっぱ天馬さんってすげぇ!』
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晩御飯後
「じゃあ、実践テストはさっきやってなかった人達やりますよ〜広間に集合でーす。テスト終わった人は今日は解散で大丈夫です。」
莇『俺、まだ見たいんだけど見学しててもいいか?』
「うん、いいよー。じゃあ莇もモデルお願いできる?」
莇『いや、それじゃ見学できねぇだろ』
ーーーーーーーー
実践テストの残りは綴、至、天馬、幸、万里、太一、東、密だった。
「じゃあ始めまーす、まずは綴〜」
綴『んじゃ、よろしくな』
「お願いしまーす」
至『カントクさん、よろしくね♪』
いづみ『はい、お願いします!』
真澄『…俺もカントクの髪触りたかった…』
「真澄ははよ部屋に戻れ」
ーーーーーーーー
テスト終了後
「はい、では結果を発表します。綴、至さん、幸、万里、あず姉、密は問題なし。天馬、居残り。はい、では天馬以外は解散で大丈夫でーす。1日お疲れ様でしたー!」
天馬『嘘だろ!?なんで俺だけ居残りなんだよ!』
「逆にあれでイケると思ったか」
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