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満開桜

第37章 わざと 臣 甘裏


音を立てて蜜を吸われる。恥ずかしいと思うのに止めて欲しくない。その複雑な感情がめぐを支配していく。
臣『吸っても吸っても出てくるな、めぐも興奮してるのか』
「ぅあ…わかんな、い…あ、…んん…」
臣『このまま一回イくか、それとも俺と一緒にイくか、どっちがいい?』
鼻先を擦り寄せ甘く囁く。
「そんなのズルいよ…臣と一緒がいいに決まってるじゃん…」
首に腕を回して抱き着く。それに呼応するように背中に手を回され臣の上を跨ぐように座らされた。
臣『可愛いな…なぁ、めぐ。名前呼んでくれないか』
「ん?臣…?ぁん!あ、ぁ…ん!急に入れた、ふぁ!」
臣『あんなに舐めたのに、キツイな…はぁ、…』
名前を呼んだ次の瞬間に下から一気に挿入され、最奥を突かれる。逃げようにも腰を固定され、それも叶わない。熱を孕んだ黄金色の瞳に見つめられ、めぐは逸らすことが出来ずにただ喘ぐしか出来なかった。
「ぁ、臣…声、我慢出来ない…チューしてよぉ…んん…ん、」
臣『ん、んむ…はぁ、…また左京さんに怒られるかもな…』
「ん、その時は、ぁん、臣も一緒…だからね」
臣『はは、そうだな…はぁ、…そろそろイきそうだ…』
「いいよ、一緒にイこう…はぅ…ん、ぁ…」
擦り付けるようにいいところだけを突かれ、めぐは絶頂を迎える。その締め付けに耐えられずに臣も情慾を吐き出した。
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「臣、コスプレ好きなの?」
臣『ん〜、好きかどうかはわからないが、コスプレしてるめぐは可愛いかったぞ』
「………そーゆーとこだぞ」
臣『ん?何がだ?』
「何でもないよ。さ、早く寝よ。」
臣『そうだな、おやすみ。めぐ』
2人でくっついて眠りについた。
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翌朝
太一『万ちゃん、臣くんがいないけどなんか知ってるっスか?』
外泊から帰った太一が談話室にいた万里に問いかけた。
万里『あー、臣ならめぐの部屋じゃねーの』
太一『めぐの部屋?』
万里『部屋の鍵、置いてってたからな』
太一『?万ちゃん、どーゆーことっスか?』
万里『わざとだろ。あいつ、たまにこーゆーことすんだよな』
太一『!?臣くん…やるっスね…』
万里にはバレていてそれを太一にもバレてしまい、この後2人から尋問された臣なのでした。

FIn
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