第35章 タバコ 一成 甘裏
「カズって男の子タイムないよね」
一成『ん?何で?』
「した後も結構構ってくれるじゃん。チューしてくれたりとか」
一成『そうかな?ってか横に好きな女の子いるんだから構っちゃうよね☆』
情事後、後始末をし布団をかけ腕枕からのキスの嵐。恐らくしている間よりキスしてるんじゃないかというレベルの回数だ。
「こりゃ大学でもモテるのわかるわ」
一成『なになに?ヤキモチ妬いてくれた?ちょっとテンアゲ☆ってか俺、モテてないから安心して』
「よく合コン行ってんじゃん」
一成『あれは友達のためにセッティングしてるだけだよ。俺にはめぐがいるから合コンの女の子なんて目に入んないよ』
「カズ、天然タラシだからなぁ」
一成『あれ、俺信用されてなーい。んじゃ朝まですれば俺がめぐだけだってわかるよね?』
「話が違う方向に行ってる。なぜ」
一成『いいじゃん、ね?』
「ん、次はチューしてね」
一成『モチのロン♪』
こうして本当に朝までコースだったようで、翌朝左京に朝から正座でお説教を受けた。莇は深い眠りで気付かなかったため2人が何故説教を喰らっているのか分からずにいづみと臣に聞いたがはぐらかされたそうです。
Fin