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満開桜

第29章 記憶 全員 甘夢


昨日の左京の予告通り、全員が談話室に集まりめぐに話す覚悟をしている。
ガチャ
「あれ?みんな集まってる。どったの?」
団員達は違和感を感じた。ここ数日のめぐの様子と違う。むしろ以前のめぐに戻っているような気がした。
左京『お前、まさか記憶が?』
「うん、急に昼間にこう、わーーーって色んな映像が入ってくる感じがあって。ちょっと過呼吸?みたいな感じで苦しくて、んでそのまま寝ちゃったんだよねぇ。んで、起きたら今でした、みたいな?」
いづみ『めぐちゃん!良かったよぉ〜!このまま記憶戻らなかったらって…』
「うん、わたしも思い出せて良かった…みんなのこと忘れたままなんて嫌だもん」
一成『イェーイ!めぐの記憶が戻ったぁ!』
団員全員が喜ぶ。泣いてる者もいた。でもみんなが笑っている。
「みんな、いっぱい心配かけてごめんなさい。でもみんなが良くしてくれたから思い出せたと思う!ありがとう!」
花が咲いたような笑顔のめぐ。
東『じゃあお祝いにいいお酒、あけちゃおうかな?』
一成『アズー、いいね☆今夜はパーリナーイ☆』
左京『何がパーティ、…今日だけだぞ』
「やったぁ!パーティ、パーティ!中庭でやろ!ね!」
臣『よし、じゃあ飯作るかな』
綴『俺も手伝います!』
幸『前に使った飾りどこだっけ?』
丞『確か倉庫にしまったはずだ』
いづみ『やっぱりMANKAIカンパニーはこうでなくちゃですね♪』
左京『全く、騒がしい奴らだな…ま、悪くはねぇがな』
結局、中庭でひとしきり騒いだ後に談話室でも夜中まで騒いだそうです。

Fin
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