第3章 喜んでほしいから 七尾太一 甘裏
2人で裸のままベッドの中で向き合っていた。太一がめぐがつけているネックレスを手に取った。
『ネックレス似合ってるっすね!』
「太一が選んでくれたんだもん、大事にするね!」
『はいっす!』
「ねぇ、太一?さっきは語尾普通だったのに、また元通りなんだね?」
『へ?そうっすか?』
「うん、何とかっす!って言ってなかったよ」
『何でっすかねぇ?』
「でもどっちの太一も好き!」
『へへっ!俺もめぐ大好きっすよ!』
2人はじゃれ合いながらベッドで幸せな時間を過ごしたのだった。
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その頃のMANKAI寮
『2人はうまくいったかな』
『まぁ完璧なプランニングだったし、問題ないっしょー☆』
『あぁ、レストランでも雰囲気良かったしな』
『あとはめぐが美味しく頂かれたんじゃない』
『頂かれた?』
『あはは…莇君はまだ知らなくていいんじゃないかな…?』
莇以外は全員どうなるかは予想がついていましたとさ。
Fin