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満開桜

第28章 日常 甘夢


談話室
めぐが談話室のソファでアイスを食べながら雑誌を読んでいる。すると後ろから視線を感じたので雑誌に目を向けたまま視線の元を呼ぶ。
「…十座、食べたいならおいでよ」
十座『…それ、新しく出たやつか』
「うん、至さんが買ってきてくれた。食べる?」
めぐが食べていたのは限定のアイスバーだった。それを真上に上げる。すると十座が上からかぶりついた。
十座『…美味いな』
「でしょ?あとでまた買いに行くから一緒に行こ?」
十座『わかった。』
「もう一口食べる?」
十座『いいのか?』
「どうせあとでまた買いに行くしさ、一緒に食べた方が美味しいじゃん?はい」
十座『あとで行ったら俺が買う』
「あんがと」
十座が同じ姿勢でまたアイスにかぶり付く。
ストックを買いに行く約束をして十座が部屋に戻ろうとすると、踵を返して戻ってくる。そして軽くキスをする。
十座『次は違う味買おうな。』
部屋に戻って行った。
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