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満開桜

第27章 マッサージ 茅ヶ崎至 甘裏


至の指が浅いところで出し入れされる。その緩い刺激すら今のめぐが感じるのに十分だった。だが身体はもっと強い刺激を求めているようで腰が無意識に動いていた。至はその様子を見て指を増やし、奥まで入れた。急な快感にめぐは中を締める。
指の動きが早くなりすぐそこにある快感を得ようとした瞬間、至が指を抜く。
「ぁ、はぁ、…何でぇ…」
至『俺も一緒にイキたいからさ、ね!』
至も既に熱くなりすぎた自身をめぐの中へ挿れる。急に挿れられたことでイッてしまっためぐ。
至『はぁ、…イッちゃったねぇ、俺も一緒が良かったのになぁ』
「ん…ぁ…ごめんなさ、我慢できなかった…」
快楽と至への申し訳なさからなのかめぐがポロポロと涙を零して泣き始めた。
至『仕方のない子だね…次イク時は一緒だから、頑張ろうか…!』
「ぁん…!はぁ、…んぁ…」
至がめぐの良い所を執拗に突き上げ、そして性感帯の卵の1つだった腰のラインを撫でる。中と外からの刺激でどちらが気持ちいいのかわからなくなってしまっためぐ。至の手を止めようにも気持ち良すぎて止められない。寧ろ、もっとしてほしいとさえ思い始めている。だがそれを素直に言えるわけもなく、至の首に腕を回してキスをせがむ。
「んぁ…んん…はぁ、…ん…」
至『ホント、キスが好きなんだね…でも、そろそろ俺も、イキそうなんだよね…はぁ、…ぁ、出る…くぁ…!』
一番奥で叩きつけるように至の欲が放たれているのがわかる。めぐはそのまま意識を手放した。
ーーーーーーーー
翌日
「…スンスン…わたしの布団じゃない…至さんのだ…しまった。あのまま寝落ちた」
コンコンコン、ガチャ
至『めぐ、おはよう』
「おはよー、至さん。昨日どこで寝たの?」
至『ソファで寝たよ。そこで可愛く寝てたら起こせないでしょ』
「申し訳ありません」
至『まぁ慣れてるから大丈夫だよ。ってことで、またマッサージよろ♪』
バタン
「なんか、嵌められた気がするな。ま、いっか。お腹空いた。」
至の部屋を出て着替えを済ませてキッチンに向かったとさ。

Fin
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