• テキストサイズ

満開桜

第26章 離れないで 摂津万里 切?甘夢


「やだ!離して!」
万里『お前が出てくことねぇだろ!』
「万里が悪いんじゃん!わたし悪くないもん!」
ーーーーーーーー
万里『ただいまぁ』
一成『たっだいまー☆』
咲也『おかえりなさい!』
「おかえりー。ねぇ、万里。今度の休み、」
万里『しばらく忙しいから遊べねぇよ。部屋戻るわ』
咲也『万里くん、大学忙しいのかな?』
一成『うーん、この時期はあんまり忙しくないはずなんだけどなー』
「…」
別の日
「あ、万里!明日なんだけど、」
万里『太一に頼んどいたから一緒に行ってこい』
「…」
さらに別の日の商店街
「あ、カズと万里だ、おーい!」
一成『あ、めぐじゃーん!って、セッツァー!?どこ行くのぉ!?』
万里『ちょっと用事思い出した。先行ってていいっすよ』
一成『セッツァー?』
「……」
ーーーーーーーー
カンパニーin談話室
めぐのほっぺがハムスターのように膨れている。密が面白がって指でつつくとプスッと音がしてまた膨れる。
紬『めぐはどうしたの?あれはあれで可愛いけど…』
誉『万里くんに避けられているそうだよ』
紬『万里くんが!?』
一成『結構あからさまなんだよね〜』
紬『それでかな…』
一成『つむつむ、わかる感じ?』
紬『この間、万里くんとカフェで話したんだ。なんか元気がなかったから聞いてみたんだけど…この間の一件を引きずってるみたいでね。自分の近くにいたらダメだから遠ざけてるんだって…』
ぬらぁ
「今の話、ホントなの」
紬『あ…』
一成『ほ、ほら!セッツァーなりにさ!考えて、』
「つ、む、ぎ?」
誉『お、落ち着きたまえ!紬くんは無関係だよ!』
密『もぐもぐ…めぐがハムスターから般若になった』
誉『密くん!』
「…バッカじゃないの…」
バタン
一成『もしかしなくても、これって…』
紬『万里くんのところに行ったかもね…』
密『めぐ、すごく怒ってた』
誉『止めに行った方が良さそうだね…』
4人は恐る恐るめぐのあとを追って万里の部屋に向かう。
/ 242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp