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満開桜

第20章 自分の身は自分で 全員 甘夢


PM15:00
天鵞絨商店街
「今日の晩御飯は〜♪ロールキャベツにビーフシチュー♪デザートにイチゴのシュークリーム♪」
めぐは晩御飯のおつかいに来ていた。いづみが内緒でおつかいのご褒美にシュークリームを買ってきていいとお小遣いをくれたので行きつけのスイーツ店に行く途中だった。
「イチゴのシュークリームあるかなぁ、なかったらどうしよっかなぁ…ないことはない、!?」
急に後ろから腕を引っ張られ、細い路地に連れ込まれた。マスクはしているが確かこの顔に見覚えがあると思った瞬間、鳩尾に鈍い痛みが走り記憶が途切れた。
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PM17:00
いづみ『めぐちゃん、遅いね…』
綴『さすがに遅すぎるっすね』
臣『心配だな。ちょっと商店街を探してくる』
十座『俺も行くっす』
ガチャ
一成『ただいまー☆』
万里『ただいまー、ってどうしたんだよ』
いづみがめぐが帰っていないこと、連絡もつかないことを伝える。
一成『……ダメだ、コールもしなくなった』
万里『また、何かあったのか?』
いづみ『ううん、寮を出る時はいつも通りだった…』
臣『とりあえず俺と十座は商店街を探してくる。監督は左京さんに連絡を頼めるか?』
いづみ『わかった!』
万里『俺らはめぐが行きそうなところ探してみるわ』
綴 一成『了解!』
いづみ『私はめぐちゃんが帰ってくるかもしれないからここで待機するね。あと他のみんなにも連絡しておく!みんな、よろしくね!』
バタバタ、バタン
いづみ『めぐちゃん、大丈夫だよね…無事に帰ってきてね…』
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