第1章 覇王と少女 [完]
ー北の町跡地ー
シン「ヤムライハどうだ?」
ヤム「恐らく隠者の水膜(シャラール・マグド)と防壁魔法(ボルグ)を応用した物で隠しているかと…」
コンコンと防壁を叩くヤムライハ
シン「そうか…魔法を破る事は出来るか?」
ヤム「はい、この程度の物なら強い攻撃で破ることは出来るかと…」
シン「マスルール、ヤムライハ出来るか?」
マス「ゥッス」
ヤム「はい、2人でなら破れるかと!」
二人は特殊な防壁魔法(ボルグ)の前に立つ
マス「金剛鎧甲(バララーク・カウーザ)」
ヤム「シャラール・バラク!」
二人が特殊な防壁魔法(ボルグ)に攻撃を仕掛け辺りは砂煙に覆われた。
シン「砂煙で見えないな…」
シンドバットは腕を組んで辺りを見渡した
やがて砂煙がはれると……
ヤム「防壁魔法(ボルグ)が!!」
ジャー「破れてない!!」
シン「随分と特殊な防壁魔法(ボルグ)なんだな…術者は中か…」
シンドバットは少し悩む素振りをすると…
シン「強い攻撃か…我が身に宿れバアル」
シンドバット魔装の姿に切り替わった。
ジャー「シ、シン?まさか魔装で攻撃なんてする筈ないですよね?」
冷や汗を流しながらシンドバットを見るジャーファル
ヤム「さすがに攻撃が大きすぎるのでは…」
ヤムライハも止めにはいるが…
シン「雷光滅剣(バララークインケラードサイカ)」
シンドバットは剣を振り下ろした。
パリィィイイイン_____
割れる音と共に砂煙と異臭が漂った。
ジャー「これはッ……死臭ッ」
ヤム「なんて匂いなの」
シン「ただ事ではないようだな…」