第8章 タイムリミットとクローバー

『ｯ、ん…も、膝立たな…っあ、！！？』

珍しいこともあるもので、彼女の方から抱き潰してと懇願され、そのまま前戯に突入し、本番に入って数時間。
ベッドにうつ伏せになった彼女の足腰は既に使い物にならなくなっていたのだが、その腰を掴んでまた奥まで突く。

素直に快感を享受するのは相当にヤバいらしく、既に何度か潮まで噴いてしまっているほど。

彼女たっての希望もあったので、ナカで精を出して、少し休憩を挟んでまたナカを撫で擦って。
さすがに普通ならば妊娠確定レベルで出しているような気がするし、それに伴ってこちらも計り知れない心配が募っていく。

｢…子供出来ちまったら、どうするつもり｣

『……、…出来ない、からい…ｯ、…あ、今らめ、そこ撫でないでぇ、！！！』

熟れに熟れたクリトリスをじっくりと撫でていけばガクガクとまた腰が震え、愛液と精液の混ざり合った白濁としたそれを溢れさせながら、また背中を仰け反らせて達する。

はーーー、ｯ…はーーー、…

汗と涙と唾液でぐちゃぐちゃになった顔が必死に感じて、絶頂を受け止めている様は綺麗なもので、俺にとってはそれすら神秘的に映っていて。

きゅううぅ、また締め付けるナカを、ゆっくり動いて撫でていく。

『ま、まだ、らめまだイったばっか、あ、あｯ、』

｢…唇、噛んでないか？｣

『え、あ、噛んでないっ、噛んでないか、ら動いちゃ、』

｢そうか、いい子だ。偉いぞリア｣

『ｯんん、ん…！！？♡ん〜〜〜ｯｯ！！！！？♡♡』

頭を撫でて、額に張り付いた髪を掻き分けてやってから、唇を塞ぐ。
焦点の定まらなくなってきた目で朧気に俺を見つめながら、既に許容量を超えている快感に打ちのめされて、また達して。

｢…、っ｣

こちらもまた限界が近付いてきたあたりで奥までｸﾞﾘ､と突くのを再開すれば、体を大きく跳ねさせて腰を逃がそうとし始める。
まあ、後ろから突くのに逃げ場など存在しないのだが。

感じ過ぎておかしくなってる様さえ愛おしい。
このまま狂ってしまえばいい。

『〜ｯく、！！きちゃ、あ、あっ！！？ああ、ｯｯ、あ、ーーーー！！！？！！！』

｢…っ、限界かぁ、？それなら外、出すけど、！｣

『いや！！絶対いや！！！中也の全部リアのだ、から絶対、ぜった、あ、あｯｯ！！！？！！♡♡』

奥で飲ませて、またキスをして。

『…っぁ、…出ちゃ、嫌』