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【銀魂】酸っぱいぶどう【3Z】

第4章 2





晋助「で、何かあったか?」



『え?』



晋助「何かなきゃここ来ねーだろ」



『・・・・・』



晋助は鋭い。だからこそ良き話し相手なのかもしれない。



『・・・転校生が来た』



晋助「ふーん」



『すごく可愛くて、いい子そうだよ』



晋助「そうか」



『みんなともすぐに打ち解けてた』



晋助「あっそ。・・・で?」



『え?』



晋助「それで、なんでお前はここ来たんだ?」



『・・・私と、あまりにも正反対だから。苦しくなって、居づらくなった、だけ』



隣から呆れたようなため息が聞こえた。



晋助「お前、ホントめんどくせー奴だな」



『あはは、そうだね』



苦笑しながら同意する。
ホント、そう思うよ。

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