• テキストサイズ

甘やかしてよ、トリュフ

第11章 可愛くラッピングして完成です



翌朝。燃えるゴミを捨てるために玄関を出ると、ちょうど隣の家からも人が出てきた。

「あ、秋也くん」

秋也くんは高校生の男の子だ。あんまり話したことはないけど、こうしてゴミ捨ての時はよく顔を合わせる。

「おはようございます」

秋也くんはペコリと少し頭を下げた。頭を下げたって私より背は高い。何cmあるんだろう、最近の子は発育がいいね。

「おはよう、行ってらっしゃい」

軽く手を振ると、秋也くんはもう一度頭を下げ、学校に向かって歩き出した。私もゴミ捨て場に向けて歩き出す。

空気はまだヒンヤリしているけど、日差しはキラキラして気持ちいい。
今日は洗濯、はかどりそう。



/ 59ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp