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リヴァイがハンジを好きになる少し前の話

第2章 ハンジから見たリヴァイ


いっつも機嫌悪そうな顔してる。

眉間にシワ寄せて、くそくそ言ってる。

「あっ、ハンジ分隊長!」
廊下を歩いていると、背後から15歳の少年の声が聞こえてきた。

「お、エレン達じゃないか。……どうしたの?」
先日調査兵団に入った、エレンとミカサとアルミンが私の元へやって来た。
………?
何でミカサはそんな怒ってるんだ?
え、私をにらんでるじゃないか!
私何かしたっけ!?

「……あ、あの~、分隊長…。」
「…どうしたの?」
エレンが私の顔色をうかがうかのように、腰を低くして口を開く。

「あの、ミカサが……、俺が分隊長と夜通し話しあったって言ったら何か私も聞くって言い出しちゃって……」

「マジで!?わぁー!どんどん話してあげる!!そっかあ!そんなに聞きたいかぁ~~!いやぁ今の新兵はわかるやつばっかりだねェ!!」

「………だから言ったろ?ミカサ。止めとけよ。本気で朝までぶっ通しだぞ?なんだってお前、話聞きたいとか言い出したんだよ…。」
「エレンが朝帰りなんて……許せない」
「はぁ!?お前、そんなことで怒ったのかよ!?」
「そんなこと、じゃない…エレンの初めてを……」
「?」
「ミカサ!エレンとハンジさんはそんな、い、いかがわしいことなんてしてないと思うんだけど……ほらっエレンもこの通り、意味わかんないって顔してるしさ!」
「……何言ってんだ?、お前ら」

新兵達は、どうやら揉めているみたいだ。
……仲良しだなぁ。
って、私もそろそろいかなきゃいけないんだけどなぁ……。
「ごめんね、ミカサ。もうそろそろいかなきゃいけないんだ。」
「何処にですか?」
さっきまで言い合っていたアルミンが不意にこちらを向いた。
その瞳は私が何処か、出来るだけ、遠くに行って欲しいと思っているように取れる。
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