第3章 エルヴィンから見た二人
「リヴァイ、ちょっといいか」
廊下でハンジと喋っているリヴァイの小さな背中に声をかける。
リヴァイはまた、ハンジに毒を吐いていた。
…………本当に、素直じゃない。
そんなやり取りを見ているこちらの身にもなって欲しいものだ。
…………とてつもなく、歯がゆいんだぞ。こちらは。
「……何の用だ、エルヴィン」
リヴァイはハンジとの会話を中断されて、少し、いや、だいぶ不機嫌のようだ。
私はわざと、ハンジに謝った。
リヴァイはそれにも感にさわったようで、先程よりもいっそう眉間にシワを寄せた。