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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷




カップ越しに目をやる。
父の視線を真っ直ぐに俺の方へ。



────やっと視線は交差。




父は望んでいない。
子供たちが結ばれることなど。
父が自分の思い通りにいかないことなどあってはならない。
絶対的支配者。


地位も名声も努力次第でなんでも手に入る。

唯一ぶち当たった壁。

────璃依、君だ。




父は違う誰かと結婚させる。
俺も、璃依も、


でも。
璃依の隣にいるのが
違う男なんて赦さない。
隣にいるのは俺だけだ。



どうしたらいい。


────どうしたら君は俺のものになる。



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