第3章 ヒメタオモイ*
「璃依っちー!」
「涼太!ちょ…!」
ガバッと抱きしめる体勢
黄瀬くんイケイケゴーゴー
慌てて応戦
璃依ちゃんはそんな簡単にハグさせません
「なんで逃げるんスか~」
「涼太はちょっと距離が近い…の!」
鍛え抜かれた胴体をクイッと押しのけて
なんとかハグ回避
「学校で会うの何気初めてだよね!?
なに、今日は応援でもしに来てくれたの?
あ、帰りを待っててくれるの?
璃依っちならそーゆうの全然OKなんでいつでも…」
「黄瀬」
後ろからなんとも言えない黒いオーラ
いつからいたんだろう、
全く気づかなかった…
「お前じゃない
早く準備に戻るんだ」