第2章 兄と妹
思考回路を巡らせた
何故この二人が…
…仕事か
だから俺はあんまりして欲しくなかったんだ
目の届かない所に行かれるとどうしても虫を払えない
「って、ちょっと仲良すぎ
兄妹愛にも程があるっスよ?
いつまで抱きしめてるの、赤司っち」
「五月蝿い。黄瀬が帰ったら解放する」
冷たい目は黄瀬を捉えて離さない
こんなに余裕のない赤司っちは初めて見た
…かなりの、シスコン?
それを超えるものを今感じているけど、
「じゃあ一刻も早く帰るっス。
ばいばい、璃依っち、赤司っち」
スタスタと帰っていく涼太
みるみる背中は小さくなっていった。