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Invisible world【グレンラガン】

第3章 3部(裏有)



丹念に粘膜を舐め上げられ、襞に舌を入れられ、充血した突起を舐め吸われる。
有り得ない刺激と羞恥に、必死で腰をくねらせても逃がしてくれなかった。
「――やだ…も……、――んっっ!!」
カミナの髪を掴む。舌を一番深く差し込まれた刺激に背中が反った。
痙攣した下半身を感じ、またも頭が真っ白になる。

「―――っっ!!! …っは…」
声にならない声を上げて、私は体の力が抜けた。


「イッたな?」
カミナが満足そうに私の足を漸く離した。
「…ば、ばか…っ」
露わになってしまう力の入らない膝を必死で閉じて隠した。
「だから隠すなって」
ひょいとカミナが私の膝の間に割り入る。慌てる私の髪を撫でキスをした。

「俺がもう我慢できねェ。…入れてもいいか」
切羽詰ったような囁き。聞いた事の無いカミナの声色に戸惑った。
初めて聞いた、カミナの『男』の声に胸が苦しくなる。

「まあ…嫌だっつーなら止めるけどよ」
照れて頭を掻きながら、カミナが私を見下ろす。
下から見上げるカミナの空色の髪の毛が、明かりに透けて綺麗だと思った。
(この角度からカミナを見るのって初めて…)
たまらずカミナに向かって手を伸ばした。驚いたカミナを強く抱きしめる。

嫌な訳が無い。だってカミナだ。
私の大好きなカミナが今こうして私と、なんて。今でも夢じゃないかと頬を抓りたいのに。
(そっか…)
漸く気付いた。
私はずっと、カミナとこうしたかった。

「…嫌なんかじゃない。嬉しい。ねえカミナ、お願い。…して」
感極まるとはこういう事か。上擦った声で囁く私にカミナが笑顔になった。
「ああ。、お前は俺のモンだ」

それは私が一番欲しかった言葉。



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