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落花

第13章 13





テオの指が、今まで触れなかった私の中心へと伸ばされる。

下着の上から敏感な部分を擦られると、それだけで達してしまいそうなほど気持ち良い。

「お前、ここ…凄い事になってるぞ。」

私の中心から溢れた液体は、下着に大きなシミを作っていた。


「だって…気持ちいい…ああっ、ん」


テオの指が下着の隙間から差し入れられ、花びらの上の小さな突起を擦る。

「やっ、まって!あっ、あぁっ!」

突如与えられた強い快楽に中心が甘く痺れる。

そのまま花びらにも指を入れられ、蕾と花びらの両方を激しく責め立てられる。

「あっ!あっ、ほんとに、も、ダメ…とめ、て…
あっ、あぁあああっ!」

強い快楽に全身が波打ち、花びらから勢いよく蜜が溢れ出す。


「ぁ…っ…ん……」

そのまま私は意識を手放した。




……


「ん…」

目が覚める。

「ここ……」

自室じゃない。アーサーの部屋とも違う。

身体が精力で満ちている。


ぼんやりしていると、背後から声を掛けられる。

「起きたか?」

ごろりと寝返りをすると、私の背に居たテオと目が合う。

「テオさん…?」

どうして私はテオさんと同じベッドで眠っていたんだろう。

起き上がろうにも、身体に力が入らない。


「無理をするな。あの様子じゃ暫く腰に力が入らないだろう。」

「なんのことですか…?私、どうしてテオさんと同じベッドに…」

ふと視線を下げると、テオさんは上半身裸で…

私はなにも身に纏っていなかった。

「…うそ……」

この状況で大体の事情を把握した。

「覚えていないのか?」

「ごめんなさっ…」

どうしよう、きっと私からテオさんを誘ったんだ…
アーサーの代わりに、テオさんを…

青ざめる私を見て、テオさんが口を開く。

「大分理性を失っていた。少し休んで行け。」

「そういうわけにはっ…」

慌てて身体を起こそうとするが、やはり上手く力が入らない。


「いいから。その腰が元に戻るまで休め。俺も少し眠る。」


そう呟きテオさんは目を閉じた。







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