第18章 永遠にキミを
「ねー、顔見せて?」
「…やだ」
「どうして?」
「どうしてでもっ…!」
「そんなこと言う悪い子は…ほらっ」
「…ひゃっ!」
アーサーに布団を剥がされてしまい、何も身につけて居ない姿を明るい部屋にさらされる。
「いじわるっ…」
恥ずかしさのあまり涙目で布団を取り返そうとするも、アーサーの腕に抱きとめられ身動きが取れなくなる
「キミってほんとかわいーね…
ねぇ、今日はもうダメって言ってたけど…
キミが可愛すぎて我慢できなくなっちゃった。
ね、襲ってイイ?」
「えっ…?っ、ぁっ…」
「愛してるよ、アナスタシア。キミのこと…もっと感じさせて。
今日は止められそうに無いや。」
アーサーの獰猛な瞳に射抜かれて、私達は再びお互いの熱を求め合う
きっと…私にとっては最後の人。
いつか終わる日まで…この幸せな時間は続く。
そして、私はずっと…貴方だけを愛する。
彼の腕に抱かれながら、終わることのない幸せを感じていた。
……