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【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第4章 昴お兄ちゃんとポアロへ




『お、沖矢さんはスキンシップが
激しいんです!
あー!さてはアメリカ人だな!』


沖「ふふっ…名前さんは
中々勘がいいみたいですね」


『え!アメリカ人なの!?』


沖「いいえ、"私"は
アメリカ人ではありませんよ」


『えーなんだージャパニーズかよ』


勘がいいとか言っときながら
持ち上げてから
落とすタイプかこんにゃろー


沖矢さんの顔を見れば
くくっと喉の奥で笑っていた


んん?…んんん?


沖矢さんの笑い方と
赤井さんの笑い方って
何だか似ているな…!


まさか…!


『沖矢さん!
そのメガネ外してください』


沖「いいですよ」


そう言って沖矢さんは
メガネを外してくれた


私はじーっと沖矢さんの顔を見つめた


『うーーん…』


顎に手を当てながら
考えるの仕草をしてみた


沖「そんなに見つめられると
キスしてしまいますよ」


『…ばかっ!』


私は一歩身を引いた


やっぱ他人の空似か〜


メガネとったら
ただの沖矢さんだな
沖矢さんはメガネが無いとだめだ、うん


『もうメガネ掛けていいですよ』


沖矢さんはメガネを掛けると
どうしたんですか?と聞いてきた


『…うーん、
笑い方が赤井さんと似てたから
実は沖矢さんの正体は
赤井さんなのかなって思ったけど
気のせいだったみたい』


沖「ふふっ…」


『そもそも、赤井さんは
私の夢の中の住人Aだしなぁ〜』


うんうん、リアルに居るわけないか


私はそう納得して
お部屋を片付けるからと
沖矢さんを追い出した


クローゼットの中に
服を仕舞い込む


大きなキャリーケースの中から
写真立てを出して
机の上に立て掛けた


パパとママと3人で撮った写真


絶対元の姿に戻ってやるからな


と、写真の向こうに写っている
大人の姿の自分に向けて誓った


あと、シャンプーに
何処のシャンプー使ってるか…
じゃなくてシャンプーに
一発かましてやる…!


そんな感じで
お部屋の片付けは終了した


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