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【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第4章 昴お兄ちゃんとポアロへ




沖「おや?有希子さんは良くても
私はダメなんですか?」


『気分の問題っ!』


沖「気分…ですか
女性は気分屋さんですからね
少々扱いに困ります」


もっと困ってしまえ…!


沖「さて、荷物運びましょうか」


そう言いながら
散らかった洋服を紙袋に仕舞い
沖矢さんが全て私が
使ってる部屋に運んでくれた


メガネいい奴だな…!


『ありがとうございます!』


沖「いえいえ、このまま
一緒に片付け手伝いましょうか?」


確かにアメリカから持ってきた荷物も
散らかったまんまだった


しかし…!


下着とかあるでしょうが!


『沖矢さんのえっち!』


沖「ホォー…」


何のホォーだよ…!


と、思っていると
ふいに、沖矢さんがしゃがみ込んで
そのまま抱き締められた


『わっ…!ちょっ…!』


沖「もっとえっちな事しますか?」


耳元で囁かれた後
ぱくっと耳を食べられた


『…ばかっ!…なにやって…!』


私は沖矢さんの肩をぐいっと押した


そのまま体が離れると
沖矢さんはにこにこした
表情をしていた


こんにゃろー!


沖「おや?名前さん、
男性経験は?」


『無いに決まってんでしょうが!
私の耳食べるならピーマン食ってろ!
このっ、エロメガネ!』


私は涙目になりながら
沖矢さんの厚い胸板を
ポカポカと殴った


しばらく叩いていると
観念したのか沖矢さんは
その場に座り込んだ


叩いていた手を止めると
またふわっと抱き寄せられて
頭をぽんぽんと撫でられる


沖「今回は私が悪かった」


と、言われて
何も出来なくなった


ずるいぞ…!
ずるい大人だ…メガネ!




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