• テキストサイズ

Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第8章  自分の家に帰るのが嫌って…


 カズ「店を良くしたいの、シェフの言う事は絶対! 聞くより見て覚えろ! な世界で頑張って来た人達だからさ。分かるの。俺もだし。少しずつさ、人の見て間違いを直して、承知してる人、無い人が出たでしょ? 何回か……伝統とか大事よ……でも……俺が迷走してたから……話し合ってこう? 俺、朝礼で気付いた事は、伝える! 皆はメモを取る! 一人録音? ……仕事中は注意受けてもだろうけど……賄いの時に、俺や皆で照合しよ?」

 雅紀「皆交代で申し送りノートに気付いた事、共有事項は必ず!」

 相葉さんが賛同してくれて……

 佐藤「皆のメモ、レコーダーを纏める当番を僕ら三人から一人……二宮シェフは?」

 佐藤さん恐々俺を見てるし

 カズ「俺も書くよ! 四人……か」

 翔「私、金曜日書きます……」

 カズ「翔ちゃんありがと!」

 少し照れてる貴女……

 カズ「曜日担当制! 残り1日はジャンケン……! 例えば…… (水)が月に5日の時は、(水)担当は当たり! と喜ぼう!」

 大笑いしてる……皆意外乗り気だし

 カナ「あら楽しそうネ?」

 カナ……何故か金曜日になると……売り上げ? ……事務関系の事は気になるのか? ……俺がしてるよ! 

 何でか税理士監査に同席したり……


 雅紀「カナさん、あのですね……」


 相葉さん会議の話の説明……ありがとう……


 翔ちゃん? 元気無い? 仕事で何かあった? バイト断られた理由の……

 優しいから時々自分の事の様に背負い込んでるでしょ? 


 カナの顔、相葉さんのマズよ! の合図……

 けど…… 翔ちゃんから目が離せなかったんだ……
/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp