• テキストサイズ

染井版 夢松短編〜中編集

第2章 松ノワール長男との話


おそ松「なまえ!大丈夫だったか!?」

なまえ「な、なんで来たの!?」

おそ松は私を縛っていた縄を解きながら

おそ松「だってこれ以上俺の大事な人を失いたくないんだよ……」

と、ぼそっとつぶやいた。

なまえ「………」

おそ松「俺は家族を亡くした。兄弟も亡くした。

だからもう大事なものは作らないって決めてた。

でも、大事なものはそばに置いとかないといつ消えるのかわかんない、そうおもった」

なまえ「………」

おそ松「わかんないのか!?なまえのことだよ!あとちょっとおそかったら、なまえも消えてたかもしれないのに……」

なまえ「それって、もしかして……」

私のことを、そう考えていてくれたってこと?

おそ松「もう、離したくないから、一緒に来ないか?」

なまえ「わかった……いいよ」

私がそう言ったらおそ松が抱きしめてくれた。とても力強くて、離さないって気持ちが改めて伝わってきた。
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp