第1章 春のうさぎ
「私はアイドルです。
だから、本当は言ってはいけないことだと重々承知しています。
でも、この想いを胸に秘めていることは私が想像していたよりも遥かに辛いものでした。
今すぐ言ってしまいたい気持ちとアイドルなのだから黙っていなければならない気持ちの葛藤は特にあなたの前にいると酷いものです。
常にあなたのことを考えてしまって何度ミスをしてしまったことか知っていますか?
これでは私たちIDOLiSH7のライブを見に来てくれるファンに失礼だと思いました。
なので、実ろうが、砕けようがあなたに伝えようと思った。」
『一織って意外と馬鹿なのね』