第1章 始まり
~次の日~
先日来た政府の方が、審神者の説明をする為に家に来た。
「初めまして、私、政府の菅野忠臣と申します。
この度は、貴重なお時間有難う御座います。」
『あっ、橋本紗華です。』
「まず、先日お渡しした、資料はお持ちですか?」
『は…はい!』
「其方は、お読みに?」
『一応……。』
「なら、話は早いですね、
まず、決まり事の1つ目にある、ブラック本丸というのは、簡単に言いますと刀剣達が病んでしまったりしている本丸ですね。」
『な…なるほど』
「その本丸にならないように、注意をお願いします。
2つ目ですが、一振の刀剣ばかりにこだわり過ぎないようにお願いします。
続いて3つ目ですが、刀剣男士が怪我をした場合帰還する事が出来ますので、なるべく、帰還して下さい。
4つ目は、真名つまり、本当の名前ですね、を知られないで下さい。知られてしまえば、神隠しをされてしまいますから。
最後に5つ目ですが、刀剣男士達に恋愛感情を持たないで下さい。」
『この5つを守ればいいんですか?』
「はい、守れていないと判断しました場合、本丸解体等が有り得ますので、ご注意下さい。
これで、決まりの説明は以上ですが、何か聞いておきたいことはございましたか?」
『いいえ、大丈夫です』
「それでしたら、続いて、初期刀を選んで頂きましょうか。」
『初期刀?』