• テキストサイズ

後悔の時渡り【ドラクエ10】

第3章 衝撃


しばらく沈黙が訪れた。
私はクオードを見ることが出来なかった。
だから彼が今どんな表情をしているのか。
そんなことすら分からなかった。

そんな中沈黙を破ったのは彼だった。

01号を雑に掴んで投げ飛ばした。

「デタラメを映す下劣なガラクタめ。こんなもの何の証拠にもならん!」

そうは言ったって…。

クオードをチラと見れば、私のことですら睨んでいた。
ああそうだ。
リウ老師を連れてきたのは私。

私が…私が悪いんだ。
彼の夢をぶち壊した。

「ごめ…ごめんなさい…クオード……。」

まもなく、クオードが警報ボタンを押したからかブザーが鳴り響き、魔神機達が私たちを囲んだ。
為す術なく、捕まってしまった。

もう何もかも…終わりなのかな。
/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp