第4章 ハニー・ナースコール③
「夢野さん…!!」
「なんだい?」
悪びれる様子もなく、不敵な笑みを浮かべる夢野。
「貴方って人はっ…!」
「そんな腰を振られながら怒られてもね。」
「これはっ…貴方がっ…無理矢理させてるんでしょ!」
「ふふっ。そうだね。」
「きゃっ。」
今度はベッドに押し倒される。
「じゃぁそろそろ終わりにしようか。」
見下ろすようにして、ほくそ笑む夢野。
その律動は、いつも彼が果てる前にする動きだった。
しかし、先程までの動きで気持ちよさが身体に広がってきていた七七七には、その動きで十分だった。
彼が果てると同時に、七七七も絶頂を迎えた。