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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第116章 安室2※




「ん、・・・んんぅ・・・っぁ・・・!」

ナカで指を動かす度に彼女の表情が歪み、愛液を掻き乱すと粘着質な音が響いて、僕の醜い気持ちを煽った。

「・・・んっ!・・・あ、ぅ・・・んンっ・・・!」

弱い部分を見つけ攻め上げると、小刻みに彼女の体が震えた。

小さく、脆そうな体は、震える度に艶めかしさを増していく。

・・・壊してしまいたくなる程に。

「ぅ・・・んん、んぁ・・・っあぁぁ・・・!」

声を塞ぐ為に口元を押さえていた手も、震えから意味を成していなくて。

「と、る・・・さん・・・っ」

その隙間から漏れ出てくる名前に、呼んで欲しい名前ではない、と心の中で呟いて。

一生、彼女には呼んでもらうことのないだろう名前は心の奥底にしまい、優しい安室透の表情を作って。

「どうしました?」

指の動きは止めないまま、柔らかく返事をした。

彼女が何を言いたいのか、察しはついていたけれど。
言わせたくなるのが本能で、そうするのが作戦でもあった。

「いぁ、っ・・・も・・・だめ・・・っ!」

手の甲を口元に近付け、何とか声量を抑えつつ、きちんと言葉で訴えた。

そんな快楽に歪む彼女に胸が痛みつつも、今は落としてあげることしかできなくて。

バーボンの仮面でクスッと笑みを零すと、彼女の弱い部分を的確に攻めた。

「いいですよ、気持ち良くなっても」

・・・触れれば触れる程、醜い独占欲ばかりが膨らんでいく。

彼女を誰にも見せたくない、触れさせたくない。

「んっ、やぁ・・・ぁああ・・・っ!!」

僕だけの人に・・・なってくれれば良いのに。
・・・それが叶わないことは、一番僕が分かっている。

「あっ、あ・・・だめ、ぃ・・・ああぁ・・・!」

指がナカで締め付けられて。
彼女の背が軽く反って。

「んっ、ぁあ・・・あ・・・っ!!」

絶頂が近いことを察すると、奥をグッと攻め込んで。

「や・・・っ、あ・・・ぁああっ!!」

我慢できずに溢れた声を響かせながら、彼女は更に背を反らせ、達してしまった。




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