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【R18ヒプマイ】だからと言ってこれはない

第5章 俺っちはそんなの認めないから!



「あ、あの…」

「……」

寂雷はじー……と、何も言わずに私の顔を見つめてくる。それも据わった瞳で。

な、何か言ってよ…、正直気まずいし、こんな真っ向から見つめられると私も流石に恥ずかしいんだけど。
でもそれ以上にこんな大柄から見下ろされるのは怖すぎる。
気を抜いたら漏らしてしまいそうだ。

「………」

「………………」

「…………………寝るっ!」

「はぁ!?ちょ、ここで寝ないでよ!寝るならせめてベッドに…って、お、重っ……!」

しばらくの沈黙の後、寂雷はそのまま私に覆い被さるように眠り始めた。
それだけでなく、人の腰をがっちりホールドしてまるで抱き枕状態…。
寂雷の背が高いから、ソファからは足がはみ出ちゃってる。
絶対ベッドで寝た方がいいのに…、これだから酔っ払いは……。


「……給料入ったら家探そ…」


私はため息を吐いて、瞼を閉じた。
今日はこのまま寝てしまおう……。

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