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夢繰り屋 凛 第六章

第1章 悩みの種。


最近…浩二君とよく目が合う気がする。

気が付けば、浩二君の姿を目で追ってしまってる
自分がいるからやろうけど…。

今は、席も離れてるから授業中にも
チラ見してしまってるし…。

目が合ったとき…微笑むの…やめて下さい。

すぐに目をそらす私やけど…
ほんまは、内心…キュン死寸前なんです…。


体育の時なんて、格好良すぎ!!


勉強もスポーツも出来るし、
人気もあるし、男前…。

最初は特別男前やなんて認識なかったんやけど、
やっぱ、好きになったら全てが、格好良く見えて
くるんよなぁ…。

いっつも、女の子に囲まれてるのに、
なんで彼女作らんのやろ…。

せやけど、今、浩二君に彼女なんて出来たら、
正直…立ち直られへん。

あぁ…こんなにモヤモヤ考えてまうし…
告白してしまった方が楽なんやろか。

いやいや、あかんかったら今の仲良く
出来てるこの時間も無くなってしまう。

…それはほんまに…辛いし…
どうしよう…私。
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