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【イケメン革命】交換の約束〜【R18】

第7章 セスー囁けば二重人格ー




2日目。
キスでふやけたアリスは
1時間が経過してそのまま気絶してしまった。


そして、朝を迎えた。


「おはよう。…すみれ。」

また夢うつつのアリスにセスがキスを落とすと
記憶が蘇ったのかアリスの顔が赤くなる。


「…はようございます、…」


小さな声で答える。



まだ、先は長い。








その日の夜ーー
ルールの紙が光る。



「きちゃったわねー。2つ目。」

ふふふっ、と笑いながらセスがアリスの髪を撫でる。アリスの身体が自然と強張る。


"15分間の囁き"


また詳しくルールを読んでいくとアリスは途中で逃げ出したい気持ちになった。自然に身体が動く。

「どっこいくのー?アリスちゃん?」


それをセスが制止する。
逃げられないなんてわかってた。けど、身体が動いちゃったんだからしょうがない。アリスはセスを見つめる。


「…ごめん、なさいっ…」


セスがアリスの頭をポンポンと触る。


「いいのよ。気持ちはわかるわ。…でも、逃げられないのは、わかってるんでしょ?」


うなずく。


「素直に謝れるアリスちゃんには、ご褒美ね。」


セスがアリスの頬を包んで唇へキスを落とす。
しばらくするとアリスの身体から力が抜けた。


「っはぁ…っ」



「力が抜けてボーッとしてれば怖くないでしょう?」


セスに手を引かれそのまま椅子へ座らされる。




「じゃあ、はじめましょうか。」



にこっと微笑んで
セスはアリスの左耳に唇を近づけた。








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