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最愛 【黒子のバスケ】

第8章 それぞれの場所


sideさつき

朝、みさきから現場でトラブルって連絡がきたけど、思ったよりも遅くならなさそうできーちゃんの部屋でみさきが帰ってくるまで美緒と一緒に待つ間着替えちゃうことにした。

美緒は巨乳なのにモデル体型できーちゃんがこの場にいなくてよかったと思う。

美緒はショートだからそのままだけどあたしはみさきと同じ髪形にする。

「なんかさつきすっごいエロいんだけど」

「美緒もセクシー爆発してる」

お互いに褒めて笑ってたらみさきから連絡がきてみさきの部屋のチャイムを鳴らしたら、開けるなり「かわいー!」とか言ってニッコニコ笑ってる。

だいちゃんごめんね。可愛いみさきはあたしたちが見ておくからね。

みさきに着替えるように言って美緒と一緒にデリを並べてるとみさきが寝室からちょっと笑いながら照れた顔して出てくる。

美緒と顔を見合わせて同じこと叫んじゃった。

髪を巻いて結んであげると、「ちょっとメイク直す」って言ってさすがメイクが本業なだけあってぴったりなメイクをしてくる。

だいちゃんがいたら多分餌食になってる
ほんと可愛すぎ。


お腹空いたからご飯にしよってカンパイした。

「「「ハッピーハロウィン」」」

「遅れちゃってごめんね」

「仕事の時はお互い様だよ」

「あ、二人って3月仕事忙しい?」

バスケを見に行くから一緒に行けたらどうかなってちょっと顔を赤くして言われて、あたしも美緒も3月は休みがとりやすくて残った有給を結構消化するつもりだったから二つ返事でOKすると嬉しそうに笑った。




「てか、青峰さんとあれから連絡とった?」

「今朝電話くれたの。スケジュール送ってくれたから後で細かい日程決めよ」

「ラブラブじゃん」

「違うよ!日本のサイトってNBAのスケジュール見にくいから気を使ってくれたの!あたしだけが好きなのにラブラブな訳ないでしょ!!」

本気で否定して、みさきって鈍すぎ。
大ちゃんが人に気使うわけないでしょ?
みさきの声が聞きたいから電話したに決まってる。


みさきを酔わせて色々聞きたかったのになかなか酔わないからお酒が終わっちゃって買いに出るとナンパされた。



しつこいナンパは本当にタチが悪い

断っても断っても中々いなくなってくれない
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