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最愛 【黒子のバスケ】

第8章 それぞれの場所


「ねぇ聞いた?ギュってして寝たって!あのみさきが!青峰さんやるね」

「あたしは大ちゃんがそこまでしたのにそれだけで済んでる方が驚きだよ」

「てか、それでも青峰っちの気持ちに全く気付いてないみさきっちってどうなってるんすか?」

「みさきの鈍感さは国宝級なの」

「美緒は鋭すぎだから足して2で割ったらちょうどいいっす」

「え?あたしに勘付かれてまずいことでもあるの?」

「そんなんない。俺は美緒だけ」

「きーちゃん即答だね」

「あたし達のことはいいの。みさきと青峰さんの話しね」

「俺の知ってる青峰っちと全然違うッス。アクセサリープレゼントしたり部屋で一緒に過ごして抱き締めるだけって..」

「まぁみさきは恋愛初心者だからね」

「大ちゃんも変わらないんじゃない?それなりに女の人と付き合ったりはしててもみさき程好きになったのなんて初めてだと思う」

「あー。確かに。だって前に“ヤるのはいいけど朝まで同じベッドで寝るなんて絶対ぇ無理”とか言ってたのにみさきっちとはそういうのしてないのに朝まで一緒に居たんスもんね。しかも青峰っちから誘って」

「さつき、この間青峰さんのこと猛獣みたいな事言ってたけど全然紳士じゃん」

「大ちゃんと電話した時にみさきに手出さないでって念押ししたんだけど、まさかキスもしなかったなんてあたしもビックリ」

「でもみさきの事大事にしてくれるならいいよね」

「そだね。さっきクッションで顔隠してたけどちょー可愛い顔してた。耳まで真っ赤になって目うるうるさせて大ちゃんのこと大好きって感じだった」

「てか、みさきっちのしてたピアス、あれ青峰っちからッスよね。ピアスしてんのなんて初めて見た」

「あ、確かに。ネックレスならたまーにしてたけどピアスしてるのなんて初めて見たかも」

「てか、青峰っちはみさきっちが自分のこと好きって気づいてるんすか?」

「全く。だって気づいてたら絶対もっと強引にいくもん、大ちゃんだよ?」

「え、まさかの青峰さんも鈍感?」

「鈍感ってゆうか、みさきのこと好きすぎて大ちゃんもいっぱいいっぱいなんじゃない?」

「あの青峰っちが...好きすぎて〇△□✕%※..」

「涼太何言ってるか分かんない」

「「「もうくっつけばいいのに」」」
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