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最愛 【黒子のバスケ】

第24章 勘違い



みさきっちを安心させる策は青峰っちのポカでみさきっちを大泣きさせることになっちゃったけど、無事に誤解が解けた二人がいつもの距離感でロビーに降りてきた。


俺と美緒も最初しょっちゅうすれ違ってはみさきっちに助けてもらった。

すげー懐かし…


「火神、忘れもんした」

「はぁ?戻らねぇぞ」

「次の信号待ち運転席側に幅寄せしてくんね」

「……ったく。しょーがねぇな」


俺と黒子っちはこっちでは運転できないし、日本では見たことすらないこの高級車。

火神っちは車も運転も好きらしくこのデカい車をスイスイ運転してる。


そしてみさきっちも

あんなデカい車を運転できるようには全然見えないけど、運転がめちゃくちゃ上手い。




片側4車線のどでかい主要幹線道路で車もめちゃくちゃ多くて渋滞してる道路で、火神っちと青峰っちに気付いて車の窓を開けて手を振ってくる子供たちに手を振り返す二人がかっこよすぎる。

『ダイキとタイガだ!!!』

『危ねぇからちゃんと座ってろ』

『車にサイン書いて!』

『俺達がママに叱られるだろ。いい子に座ってろ』


ほぼ停車状態の車から子供が乗り出して、それに気づいた親は青峰っちと火神っちをみてさらに驚いてる。



俺もこっちでちゃんと結果を出したい。
出さなきゃいけない



新しい空気に触れると必ず目標ができる
美緒にかっこいいって思ってもらえる男でいたい







前を走るみさきっちの車が信号が赤になるのを見計らってブレーキをかけると、火神っちが車線変更して、こっちの助手席側が向こうの運転席側とすれすれに近づくようにぴったりと車を止めた。


「大我、近い」

「青峰が忘れ物したって」


こっちの信号は長くて東京の3倍は待つ
違う車なのに普通に会話する幼馴染の二人はなんかこういうのが慣れてるって感じだった


「何忘れたの?」





ティアドロップのサングラスでほとんど顔は見えないけど口元がめちゃくちゃ笑ってて青峰っちと近いみさきっちはすっげー嬉しそう


ほんと青峰っちの前だとこの子はいい顔する


まぁ青峰っちもだけど


「すげー大事なの」





サングラスを外した青峰っちがサイドミラーに写って、めちゃくちゃ優しい顔をしてて、ビリビリするような甘い声で囁いた。









そして次の瞬間………
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