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笑顔が似合うから 【 黒子のバスケ】宮地

第7章 番外編


終始桜坂のペースに振り回された宮地は少しいや、だいぶお疲れのようで。
もう歩きたくなかった宮地は最初に集合した駅の近くの公園で2人してベンチに座ってた

「宮地さん大丈夫ですか?」
「あ?あぁ」
「...すいません。はしゃぎすぎました。」
ペコりと頭を下げる

「別に。お前が楽しかったんならそれでいい。」
「はい!楽しかったです!...けど宮地さん疲れさしちゃったし、あっちに自販機あったんでなんか買ってきましょうか?」
「いいよ。気使わなくて。」
「じゃあなんか言ってくださいよ!なんでもやるんで!」
「そこまで言うなら、俺に好きって言えよ」
「はい?」
斜め過ぎる回答に思考回路が追いつかなくなる

「お前がなんでもいいって言ったんだろ?」
「いや、そーですけど!なんで今?」
「付き合ってから聞いてねーから」
「そんなこと!...ありますね」
「あぁ、だから」
暫く沈黙が続いたが意を決し口に出す
「す、すきです」
「よく出来ました、おっし今日は帰んぞ」
「え!ちょっと待ってくださいよ!!」

(アホの子ほど可愛いってこの事だな)
宮地がデレた瞬間は内緒のこと
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