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第7章 「SBK」~二次審査~


「お母さんは、音楽関係の仕事を今も続けてるから、会える可能性はあると思う。

まぁ、絶対会えるっていう保証はないけどね…。」

「なら!ゆっきー、お母さんに会えるかも!」

「うん、ゆっきーにはいつもオレの家のことでも、助けてもらってるから、
次はゆっきーを喜ばせたい!」

「私も、雪ちゃんを喜ばせたい!」

みんな思っていることは同じだった。

「ありがとう、みんな…!」

冬花さんは笑顔で、そう言った。
でも、目には涙が浮かんでいるような気がした。




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