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たいようが昇る頃

第3章 第2章 つきが訪れる


2年生の時。正直私は病んでいた。死にたいと思っていた。
勉強は学年で中の下で、部活でもベンチ温め役。
絵や歌は昔から好きで、人より少し上手いかもしれないけれど、もっと上手い人はたくさんいる。自分が嫌で嫌で仕方がなかった。


私には好きな人がいた。その人と付き合うことになった。生まれて初めてだった。でも案外付き合ってもつまらないもので、すぐに別れた。私はたぶんその人のことをあまり好きじゃなかったと思う。
その人は少しストーカーチックだった。別れた後、誰と遊ぶにしても必ずついてきていた。気持ちが悪かった。もう会いたくないと願う毎日だった。

その時に守ってくれたのが裕太だった_____。
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