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モデルのボーダー隊員(前のストーリーとは少々異なります)

第7章 模擬戦と面白い子


本編の前にちょっと設定
天羽のトリガー
○メイン ○サブ
スコーピオン スコーピオン
シールド シールド
グラスホッパー メテオラ

天羽君て、身軽そうだしアニメで更地にしてたから、ノーマルだったらこんな感じかなと。


~本編~


開始の合図と同時に天羽君の位置を確認し、旋空を放つ。家が一気に壊れ、それ避けた天羽君が僕のいる通りに出てくる。

「明希先輩豪快だね」
「そう?僕っていつもこんな感じだよ?」

そう言って天羽君に近付く。天羽君がメテオラを撃つと察知し、グラスホッパーでジグザグに動きながら距離を詰める。

「対応が早い。やっぱり強いね、明希先輩!」

天羽君が嬉しそうに声をあげ、メテオラを四方に放つ。それを全て読みきり、攻撃が届く範囲まで来ると弧月を勢いよく振る。
天羽君の身体は2つに分かれ、緊急脱出した。

個室から出ると、既に天羽君が部屋の前に来ていた。

「明希先輩やっぱすごい。あんなに楽しかったの初めてだ」
「ありがとう。天羽君もやろうとしてた事は凄く良いと思うよ。これからもお互い頑張ろうね」
「うん!」

天羽君の頭を撫でてやると、見えないしっぽが勢いよく揺れているのが見えた。成る程、小動物(犬)か。

近くの自販機で飲み物を買う。2人ともココアを選び、ココア美味しいよねと意気投合。そこへ任務終わりの三輪隊と遭遇。

「よう!明希!天羽も一緒じゃん!珍しいな」
「さっきまで天羽君と模擬戦してたんだよ」
「明希先輩超強いよ。米屋先輩は瞬殺されるんじゃない?」

それは無いと思うけどなぁ。

「マジかよ!そんな強いのか!」
「凄いな」
「三輪が誉めた...!?」
「奈良坂先輩、失礼ですよ。僕も思っちゃいましたけど」
「2人とも素直すぎww」

秀ちゃんと陽介君の後ろにこの前出会った2人と、オペレーターらしき女性が1人。

「えっと、奈良坂君と古寺君だったよね?」
「覚えていたのか」
「うん。人の名前覚えるの得意なんだ。改めて自己紹介させてね。僕は藤咲明希、高2。最近Bに上がったとこなんだ。よろしくね」
「俺は奈良坂透。高2。こっちは古寺章平。高1だ。俺達は進学校に通ってる。で、こっちの綺麗な人が月見蓮さん、19歳だ」

「綺麗」の言葉はこの人のためにあるんじゃないかなと思った。
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