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魔界の夜

第9章 恋心


私は今何故かとても美人なお姉さんに押し倒されている。

「怖がらなくていいのよ~。気持ちよくなるだけなんだからぁ。」

いい香りが漂うベッドに横向きに倒され、後ろから羽交い締めにされて身動きが取れない。お姉さんはまるで蛇のように私の身体に絡みついて、するすると片手で器用に私のメイド服を脱がし始めた。

「っ…やめてください…どうしてこんな…」
「あらぁ。あなたが悪いのよぉ。」

プチッと背中で音が鳴り、ブラの締め付けが緩んだ。

「私が…?」
「そうよぉ。最近めっきりバックス様がお相手してくれなくなったのあなたのせいでしょぉ。」
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