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そこから見えた景色
第1章 prologue
_何処かにゆっくりと落ちている感覚がする
_微かに光を感じる
_その光が眩しくて眼を開けるとそこは暗く、一筋の光が射し込んでいた
_背中に柔らかなクッションを感じ、振り返ると砂があった
_随分と何処かから落ちたのだろうか、見上げると小さな泡の粒が光に向かって上っていった
_ここは水底だ
_私も連れていって…独りにしないで…
_光に手を伸ばすと急に泡が沢山立ち込め始めた
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