第7章 Virgo
「お花さん
いい情報ありますよ?」
「良いですねぇ~どんな情報ですかお松さん?」
ここは宮城県青葉城西高校バレー部の部室
ふざけているのは
お花さん→花巻貴大と
お松さん→松川一静である
こ~れ♪と松川はスマホの画面を花巻に見せた
「あっマスコットガール」
「そっ、宮城で撮影だってよ」
「へぇ~いつ?」
「明後日の土曜日
観に行きますかお花さん?」
「行きましょうかお松さん」
「まっつんマッキーなに見てんの?」
楽しそうにスマホを見て会話する
2人に声をかけた徹だったが
「なんでもねぇーよ」
「そうそう、及川には関係ねぇよ」
「あっ、岩泉も一緒にいかねぇ?」
「ああ暇だし付き合う」
「じゃ、土曜日の10時に駅前に集合な」
「おう、分かった」
「えっ及川さんは?
及川さんは仲間外れなの!!」
「うっせぇーぞ及川!
来たきゃ勝手に来りゃいいだろうが!!」
「及川さんだって誘って欲しいの!」
「・・・・うぜぇ」
「岩ちゃん酷いッ!」
ハジメはめそめそ泣く徹を無視して荷物を持って部室を出て行った
「「ドンマイ及川」」